2009年12月26日
vol.6 家を知りたい人へ T邸新築工事-地盤工事-
「現場で田植え?」
左のおじさん(アートクレーンの小林さん)何していると思います?
格好・体勢的に田植えですよね。これは次の日に行う、杭の打設位置をマークしています。左の人が図面などを読み、位置を知らせています
事前に調査(スウェーデン式サウンディング試験)した結果、6〜7mまで軟弱な地盤なので、今回、Hパイル圧入工法というコンクリート製の杭を打ち、地盤補強します。
こちらが、今回打つ杭です!何度見てもデカイ!一昔前は踏み固めるだけの地盤工事が、今ではこのような杭を打たなければなりません。(注意:地盤が良い場所は杭はいらないかもしれません。)
この全長6mの杭を合計32本敷地に圧入します。ちょっと過剰すぎる地盤補強ですが、現在の新築住宅では法律上、地盤補強をしなければ建てられません。御施主さんが負担する費用も増すので大変ですが、地盤補強はリフォームがきかないので地盤沈下などを考えるとやっておくべきだと思います。
「これから土地購入をお考えのあなたの新しい選択肢」
新築には地盤調査及び補強が法律上に欠かせないので、
今までの土地購入の選択肢として、価格、立地、広さ等がありますが、「地盤の強さ」をこれからの土地購入時の選択肢の一つに加えて下さい。地盤によっては地盤調査のみの4〜8万円くらいの費用ですめば、軟弱地盤が深くまで広がっていれば、本格的な杭での地盤補強の200万円以上の費用を負担しなければならないことまでありますので、選択肢の一つに入れて下さい。(分からない事があれば、ご連絡頂ければお答えします)
ズドーズドーと地盤に打ち込むと言うよりグイグイ押し込む工事、それが、圧入です。音も少なく、周囲の地盤も破壊しないので住宅地では良い工法です。打ち込みは2日間で終わりました。地盤に関しては、後日、地盤業者が保証書を発行するので、杭一本一本に写真や測定値など細かく記録をとります。
タグ :地盤工事
Posted by 丸山住宅 at 11:05│Comments(0)
│T邸新築工事 (静岡県田方郡函南町)