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2012年01月12日

もう一つの我が家 vol.07 M邸改築工事

リフォームは新築より大工さんの腕が必要となります。
それは、既存の「ゆがみ」を直したり、既存との「取合い」を仕上げたり、
新築の住宅以上の仕事があるからです。


既存の鴨居梁が歪んでいたので直しています。
この歪みを直さないと建具が入らなかったりします。


今回の改装工事は多くの銘木をしようします。
上り框:トチ、敷台:クス、カウンター:セン、神棚:肥松、下駄箱:クス等、高価な物から施工しにくい材料までありここでも大工さんの腕が必要となります。


Mさんの要望に外壁を板張りにしたいというご要望がありました。
2階までやってしまうとデザイン的にうるさくなってしまうので、
1階部分を杉板の下見張り、2階部分を塗り壁で仕上げる事にしました。

リフォームは大工さんの腕にかかっています。
大工さんと相談しながら、すすめて行く必要があります。  


2012年01月07日

もう一つの我が家 vol.06 M邸改築工事

木工事が始まります。
下地を作り、ボードを張っていきます。
壁と天井の仕上材は珪藻土を使用するためボードはラスボードを使用します。

「キッチンと吹抜け」
ボード張りはほぼ終わっています。当初、吹抜けの梁をそのまま見せる仕様でしたが、
解体後、梁が見せるほど綺麗ではないので珪藻土で覆う仕様に変更しました。
写真は梁に下地材である野ぶちが打ってあります。

















「居間部分」
居間には暖炉を設置します。天井がアールになっている下に暖炉を置きます。
仕事的な時間と技術を必要としますが天井をアールにすることで空間にアクセントが付き、豊かな空間になります。














「和室部分」
既存の天井を取除き、屋根いっぱいの天井高とすることで空間上部に梁や束が現れます。
設計当初は天井を上げない事でしたが、こちらの梁がとても綺麗だったので見せる事になりました。
もともと梁や束は見えてない物なので塗装をして仕上げます。
今まで光が全く入らなかった部屋でしたが、吹抜け+トップライト(2ケ)の効果で明るい部屋になりました。  


2011年11月16日

もう一つの我が家 vol.05 M邸改築工事

「解体完了」
柱や梁や屋根を残し、壁や床や天井を解体しました。
残す部分はキズを付けられないので大工さんが丁寧に撤去します。

2階の床がなくなり、1階から屋根が見えます。


これからの計画
M邸の柱は長さ4mの柱を使っているので、通常の家より上に高い家です。
この高さを活かし、吹抜けやトップライトや高い天井を計画して広く見える家になるようにしたいと思います。

床は無垢のフローリング、壁・天井は珪藻土(塗り壁)を計画しています。
古民家ならではの空間構成とMさんのご希望の家になるようにしていきたいと思います。






      


  


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