2011年10月18日
もう一つの我が家 vol.05 M邸改築工事

断面・透視図
1階のリビング・ダイニング・キッチン、2階の居室+吹抜けの「断面・透視図」で空間を検討します。
平面図とは違い天井の高さ、窓の位置や大きさから光や風の向き、施工時の問題点など多く情報を検討出来ます。
今回は既存の梁を見せたり、吹抜けがあったりと「縦」の要素が空間に多くの影響を与えるので断面・透視図は重要です。
書くのに時間がかかりますが、お客さんが空間を把握する上でとても分かりやすい図です。
1階のリビング・ダイニング・キッチン、2階の居室+吹抜けの「断面・透視図」で空間を検討します。
平面図とは違い天井の高さ、窓の位置や大きさから光や風の向き、施工時の問題点など多く情報を検討出来ます。
今回は既存の梁を見せたり、吹抜けがあったりと「縦」の要素が空間に多くの影響を与えるので断面・透視図は重要です。
書くのに時間がかかりますが、お客さんが空間を把握する上でとても分かりやすい図です。
2011年10月12日
もう一つの我が家 vol.04 M邸改築工事
ダイニングキッチンです。窓がありますが、方角が悪いため光が入りづらく薄暗い空間です。
使っていない2階の床を取除き「吹抜け+トプライト」で明るく風が通る空間にします。
解体する際は、大工さんの手により残す部分と解体する部分の取合いを気を付けながら行います。


右の写真>ダイニングキッチン解体後です。
上の解体前と比べると2階の開口部からの光が1階に入り、室内の明るさが全然違いますね!
一般的に使われる3mの柱ではなく、1m長い丈三(約4m)の柱が入っているので、縦に広い空間です。
梁を見ると2階の床を支えていた根太の刻みが入っています。見せてもあまり良いものではないので、
下地を作って漆喰で塗り、見せても綺麗な梁にします。
左の写真>こちらの6帖+6帖の和室は平屋なので、右の写真の角の梁ではなく綺麗な黒い太鼓梁が入っています。
古民家独特の空間が作れるので、この太鼓梁を見せた空間を作っていきたいと思います。
リフォームをやるときは軒裏、天井裏を潜り、事前調査を行いますが
解体をして空間の中で実際に見てみると
使えるもの、見せても良いもの、見せたくないものが出てきます。
改めて現場でお客さんと相談をして、さらに良い計画案を出す事が
良いリフォームを行う時の重要な事だと思います。
使っていない2階の床を取除き「吹抜け+トプライト」で明るく風が通る空間にします。
解体する際は、大工さんの手により残す部分と解体する部分の取合いを気を付けながら行います。
右の写真>ダイニングキッチン解体後です。
上の解体前と比べると2階の開口部からの光が1階に入り、室内の明るさが全然違いますね!
一般的に使われる3mの柱ではなく、1m長い丈三(約4m)の柱が入っているので、縦に広い空間です。
梁を見ると2階の床を支えていた根太の刻みが入っています。見せてもあまり良いものではないので、
下地を作って漆喰で塗り、見せても綺麗な梁にします。
左の写真>こちらの6帖+6帖の和室は平屋なので、右の写真の角の梁ではなく綺麗な黒い太鼓梁が入っています。
古民家独特の空間が作れるので、この太鼓梁を見せた空間を作っていきたいと思います。
リフォームをやるときは軒裏、天井裏を潜り、事前調査を行いますが
解体をして空間の中で実際に見てみると
使えるもの、見せても良いもの、見せたくないものが出てきます。
改めて現場でお客さんと相談をして、さらに良い計画案を出す事が
良いリフォームを行う時の重要な事だと思います。
2011年10月03日
もう一つの我が家 vol.03 M邸改築工事
玄関と階段。
玄関右側、奥にはリビング・ダイニング・キッチンがあります。
ダイニング・キッチン。
玄関左側にある6畳間の和室。
リビング・ダイニング・キッチンの上部には2階があり、2階の床の一部を取除き吹抜けにします。
6帖の和室は天井を取除き、梁や母屋などの屋根構造を見せ勾配天井を作ります。
吹抜け、勾配天井を作り上への広がりを持たせ風と光を感じる空間とします。
現在「リビング・ダイニング・キッチン」「玄関・廊下」「6帖の和室」が分割しているので横の繋がりを持たせて
一体的な空間になるように計画します。