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2010年07月12日

vol.10ドラム部屋増築工事

「重い壁」
皆さんが住む部屋のビニールクロスの下には通常、12.5mmの石膏ボードが使われています。
今回のドラム部屋には防音を考え、15mmの石膏ボードを使用します。
しかも、3重張り!(合計45mm)


だから、石膏ボードが山積みになっています。小さい部屋なのにこんなにボードを使用します。


石膏ボードを貼る前に壁に空気層を設け、グラスウールを敷き詰めます。

内部の事ばかり、お伝えしていますが、外の工事も進んでいます。次回、お伝えするのでご期待下さい。  


2010年07月09日

vol.9ドラム部屋増築工事

「天井にはゴムを!」


天井部分の防音工事として、こんなものを入れます。
「防振ハンガー」と呼ばれるこの部材は、黒いものがゴムで出来ています。
ゴムにより音の伝搬エネルギーを吸収して内部からの音を屋根に伝えなくします。



防振ハンガーを天井に取付けた所です。



天井と壁の木下地を作ったところです。


人と楽器から生み出される魅力的な音を防音・遮音材で消してしまうのは、なんとも忍びない感じもしますが、
それも建物の役目!
きちんと音を外に出さないスタジオルームにしたいと思います。  


2010年07月07日

vol.8ドラム部屋増築工事

「いよいよ内部へ」
躯体のコンクリートが終わり、内部工事にうつります。
躯体までは通常の施工と変わりませんが、ここからがスタジオ独自の施工方法になります。

「床の仕様」
内部からの音を躯体に伝わらなくするために緩衝材としてグラスウールを敷きます(グラスウールにより、床が躯体から浮いているようになります)。その上にシンダーコンクリートを打設します。
図面のようにグラスウールを立ち上げないと躯体に音が伝搬してしまうため注意!








グラスウール敷いているところです。立ち上げもしっかりしてあります。




グラスウールを敷き、コンクリートの割れを防ぐワイヤーメッシュも敷き、コンクリートを打設しています。


あとはコンクリートが固まり次第、フローリングを貼っていきます。
水や空気と同じようにコンクリートも音を伝えます。内部の音が躯体に伝わってしまうと建物自体が大きなスピーカーのように周囲に音を出してしまうため、施工方法と工事をきちんとしなければなりません。  


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