G house(高級輸入住宅)vol.04
G house(高級輸入住宅)
天井の種類は色々あります。
一般的には床と水平に組まれる平天井。
屋根の勾配に合わせて天井に勾配をつけた勾配天井。
和室に使われる竿縁天井、格天井。
など用途や住まい方に合わせて形状も仕上げの種類も変わってきます。
今回は平天井の一部を上げて天井を高くした折上げ天井を作りました。
折上げ天井の特徴は間接照明を付けられたり、シャンデリア等の高さがある照明器具を吊ることが出来たり、
平たい天井に奥行きを与える事が出来ます。
さらに今回の折上げ天井には一部をアール状にして
視覚的な奥行きを増し、照明器具の光が柔らかく天井を照らせるようにしています。
下地の施工中の写真
湾曲した形状を作るためには湾曲した下地を作らなくてはなりません。パネルをアールに切断して湾曲した形状を造っていきます。
ボードの種類にも気をつけています。1枚だけ曲げボードを張りましたが、これだと湾曲がうまく出せないため違う製品を使う事になりました。
ボード張り完成
2段組みの折上げ天井が完成しました。白いボードの部分には曲げ専用のボードを使用して湾曲形状を出しています。
天井に奥行きが出来て、空間が広くなりました。
このあとパテをして仕上げの工程に移ります。
設計・監理:インターナショナルホーム株式会社
http://www.inhome.co.jp/
施工:有限会社丸山住宅
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