ゆるやかにつなげる家 vol.07

丸山住宅

2012年11月24日 07:57

南側の約41㎡(24.5帖)には2つの造作家具で空間を3つに区切っています。
造作家具のパネルをブラックチェリーの突板を貼ったもので仕上げました。
プリント材には出せない暖かみと独特の色合いがとても美しいです。


作業工程はパネル作成を家具屋さんに依頼し、パネル取付け大工さんが行う工程を考えました。
工程を分担する事により価格を下げる事も可能になり、「逃げ」のない納まり(=美しい納まり)が出来ます。


造作家具のチリの写真。
パネルとパネルのチリ(隙間)を5mm。パネルと床のチリを4mm。


壁の仕上げのシナベニアのチリの写真
チリは4mmで作ってもらいました。

チリ(モノとモノの隙間)は大工さんの腕の見せ所です。
チリが狭くなる程、コンマ何ミリの違いでチリがグニャグニャに見えてしまいます。
大工さんの腕の良さに頭が下がります。

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