展望台の家vol.33 M邸新築工事
「ワイヤー手摺」
階段の吹抜けについて、vol.30等でお伝えしましたが階段に吹抜けがあると言う事は、そこに手スリや腰壁等がないと落ちてしまいます。
光を入れつつ、落下防止もしたいと考え今回は「ワイヤー手摺」を採用しました。
数ミリの8本のワイヤーですがとても強く、大人が寄りかかっても心配ありません。
ワイヤーの両端にはグリップでLアングルと固定されています。このグリップを回す事で、ワイヤーの張力を調整してピッンとワイヤーを張らします。
上から下を眺めても気にならないくらいの細さで、光が降り注ぐのを妨げずにすみます。
ワイヤー手摺を握って上り下りするのは不可能なのでM邸ではワイヤー手摺の他に吹抜けの逆側の壁にはちゃんとした手スリを設置して、上り下りを出来る様に考慮をしてあります。
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