vol.4古民家の良さ S邸改修工事

丸山住宅

2010年02月25日 08:35

「解体終了」
大きな解体作業がひとまず終わりました。
柱・梁・土台・根太等とても綺麗です。一番腐りやすいキッチンや浴室の水廻りも腐食していませんでした。

ここで<ワン・ポイント>
今回のS邸はご覧のように柱や梁等の木造構造部分が劣化していませんでしたので、このまま続行しますが、現場によってはシロアリ等で木造構造部分がボロボロの家もあります。構造部分は仕上材で隠れているため解体するまで劣化しているわかりません。施工業者によっては安く見積りをしている結果、劣化が分かっていても新しい材料に変えずにそのまま続行してします方もいます。
リフォームをやられる際は、見積り段階で工事業者に聞いてみる必要があります。

S邸は解体した部分の他に残す部分もあります。右の写真の壁と戸がある向こう側がそのまま既存を使う部分です。全て解体してリフォームする訳ではないので、養生を行いホコリがいかないようにしています。










「ここには何があったでしょうか?」
全て解体しましたが、この写真の部分にはどんな部屋があったでしょうか?(これが出来れば、あなたも一級建築士!)
正解は
浴室+脱衣室です。
たぶんだいたいの人が分かったのではないでしょうか?
これほど多くの配管がある場所と言ったら、浴室です。
壁のタイルは取り去りました。

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